今世界中で一番の注目を集める若手映画監督グザヴィエ・ドランの新作映画「たかが世界の終わり」が2017年2月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他全国順次ロードショーされる。本作は第69回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、劇作家ジャン=リュック・ラガルスの戯曲「まさに 世界の終わり」を基に脚本した作品だ。
『「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気作家のルイ。母のマルティーヌは息子の好きだった料理を用意し、幼い頃に別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌは慣れないオシャレをして待っていた。浮足立つ二人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ、彼の妻のカトリーヌはルイとは初対面だ。オードブルにメインと、まるでルイが何かを告白するのを恐れるかのように、ひたすら続く意味のない会話。戸惑いながらも、デザートの頃には打ち明けようと決意するルイ。だが、過熱していく兄の激しい言葉が頂点に達した時、それぞれが隠していた思わぬ感情がほとばしる――――。』映画「たかが世界の終わり」公式サイト
「マイマザー」、「私はロランス」、そして「Mommy/マミー」で往年の映画ファンまでも唸らせたグザヴィエ・ドラン待望の新作。カンヌグランプリも受賞した作品でいやが上にも期待が膨らみます。映像の美しさに加え、音楽のセンスも素晴らしいドランの作品。今回は「トム・アット・ザ・ファーム」にも参加した映画音楽作曲家「ガブリエル・ヤレド」が担当。予告編で使われていた音楽はMobyの「Natural Blues」、さらにサウンドトラックには、Blink-182やGrimesの名前も連ねているのが面白い。
映画「たかが世界の終わり」公式サイト
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